活動報告1994年(平成6年)

平成6年11月27日

戦没者五十回忌

平和を誓う

澄みきった晩秋の空がまぶしい、平成6年11月27日、宗務所・護法護持会主催により武雄市文化会館に約1500人の僧侶、檀信徒が集い、「護法大会・お題目総弘通運動佐賀県武雄大会」が開催されました。

午前10時から第1部、護法の祈りとして、佐賀県内の寺庭婦人会(手島多美江会長)による法華和讃奉納に始まり、続いて修法師による力強い御宝前修法が厳修され道場を清めました。

午前10時20分第2部、「太平洋戦死病没戦災殉難者第五十回忌法要」が、林孝隆宗務所長を大導師に、声明師会の式衆並びに青年会雅楽部出座のもと、厳粛に営まれ、つづいて午前11時半から第3部、静岡県富士市法蔵寺の平野譲山師が「闇から光明へ」と題して講演があり、参加者は日蓮宗の願いである立正安国を目指さなければならないことを確認しました。

昼食を挟んで午後1時半から第4部清興が行われ、県内の寺庭婦人によるコーラス、舞踊、大正琴を披露しました。寺庭婦人たちは、今大会に備え半年前より猛練習を積み重ねてきており、その成果を十分に発揮しました。

午後3時、宗務所長を始め県内寺庭婦人、武雄・杵藤地区檀信徒がステージに上り、青年会行脚隊と共に会場も割れんばかりの唱題行、お題目の声が響きわたりました。

今後尚一層のお題目信仰に精進する事を誓いあう檀信徒の姿を見て、心歓喜する思いでありました。

平成6年4月16日(土)

鎮西本山松尾山光勝寺

六十一世 黒田秀明猊下 退隠式

六十二世 田中学貞猊下 晋山式

が行われました。